読書会について

・はじめに

読書について」では読書のメリットについて僕の考えを書きました。

 そんな読書ですが、一人で読んで終わっていたらもったいないです。
 読書会に参加することで、読書をより意義深く、より楽しくすることができます。
 以下では、僕が思う読書会のメリットについて紹介したいと思います。

 なお、読書会にもいろんな形式がありますが、以下では、参加者が持ち寄った本を紹介するタイプのものを前提に説明します。


・1 アウトプットの場になる

・2 サードプレイスとなる

・3 読書を習慣化することができる

・4 ジャンルの偏りを是正できる

・5 面白い本に出会える

 

・1 アウトプットの場になる

 読書会のメリットとして、まず第一に、読んだ内容のアウトプットの場になる、ということが挙げられます。
 せっかく本を読んだのに、何が書いてあったかすぐに忘れてしまう。そんなことはないでしょうか?読んだ本の内容を定着させるには、本の内容を紹介(アウトプット)することを前提にインプットすることが有効です。「説明できる」ことは「理解している」ということだからです。
 説明しようとすることで、理解しているつもりだったけど理解できていなかった部分を知ることができます。また、本の内容について予備知識のない人に説明するには、専門用語をできるだけ一般的な言葉で説明する必要があります。
 このように、本の内容を他人に伝わるように噛み砕いて説明することができれば、本の内容が完全に定着したと言えます

・2 サードプレイスとなる

 読書会の第二のメリットとして、自分のサードプレイスとなる、ということが挙げられます。

 サードプレイスとは、家でも会社(学校)でもない第三の居場所です。別に特別なものではありません。たまにふらっと行きたくなる場所、例えばお気に入りのカフェやバーみたいなものです。お気に入りのネカフェやコンビニなんかもサードプレイスと言えます。

読書会は、その性格上、コミュニティ(交流の場)が形成されるサードプレイスです。サードプレイスでのコミュニティは、会社や学校とは違い、言わば弱いコミュニティです。気が向けば行けばいいし、気が乗らなければ足が遠のいたって問題ありません(ドタキャンはダメですが)。
 そういう居心地のいい居場所があれば、ちょっと生活に変化ができて楽しいのではないでしょうか。

 参加者の趣味や嗜好が一致するコミュニティは、居心地がいいものです。読書会は、読書が好きな人が集まるので、あなたにとっても居心地がいいコミュニティになると思います。

 実際、僕もいろいろな読書会に参加しましたが、参加者の皆さんは、好きな本のジャンルは違えど他人がおすすめする本や知識に敬意を表し、内容に耳を傾け理解しようとする、いい人ばかりでした。

  ただ、会によって合う合わないもあります。なので、いくつかの読書会に参加してみて、自分に合うものを見つければいいと思います。そして、居心地がいいものを見つけたら、そこに継続的に参加すればよいと思います

 

・3 読書を習慣化することができる

 読書会の第三のメリットとして、読書を習慣化することができる、ということが挙げられます。

 定期的に(月に1、2回でも)読書会に継続して参加すると決めたら、最低でもそれくらいのペースで本を読まなきゃいけません。これが適度なプレッシャーになり、読書の習慣を根付かせるための刺激になります。

 月に1、2回のペースで本を紹介する場合でも、読んだ本が全て発表に適した本ではないでしょうから、ひと月当たりの読書量はもっと多くなるでしょう。こうやって、読書のモチベーションを維持することができます。

 僕も、もともと本は読む方でしたが、読書会に参加するようになって、より多くの本を読むようになりました。また、単純に自分がおもしろいと思う本だけでなく、それに加えて人にすすめたくなる本を選ぶようになりました。そういう視点で本を選ぶのも楽しいものです

  ・4 ジャンルの偏りを是正できる

 読書会の第四のメリットとして、ジャンルの偏りを是正できる、ということが挙げられます。一人で読書をしていると、どうしても好きなジャンルに偏ってしまいがちです。
 読書会で紹介される本のジャンルは、ビジネス書やノンフィクション、哲学(人文科学)、経済(社会科学)、自然科学、小説など様々です。
 自分では、手に取らなかったであろう本や、ちょっと気になっていたけど読んでないような本も紹介されます。
 また、あまり好きではない本も紹介されます。このような場合でも、その本が紹介されている間は、説明を聞くことになります。そうすると、興味が出てきてちょっと読んでみようかな、という気にもなります。
 また、難しいと思って敬遠していた本も、参加者の誰かに紹介されると挑戦してみようかなといういう気持ちになります。(というか、ぶっちゃけあいつに読めたんなら自分もいけんじゃね?という気持ちになります。)
 このように読書の範囲を広げる要因になることも読書会の魅力だと思います

・5 面白い本に出会える

 読書会の第五のメリットとして、面白い本に出会える、ということが挙げられます。

 これが僕の読書会に参加する最大の理由です。

  今の世の中には多くの本が溢れていて、とても読み切れるものではありません。なので、多くの本の中から良書を選別しなければなりません。

 読書が好きな人は、やっぱりいい本を知っています。読書を続けていれば、目が肥えてきて選別の能力が磨かれるからです。そういう人がおすすめする本は、良書である可能性が高いです。

 僕は、いつもそういう本との出会いを期待して読書会に参加しています。